スキレットやダッチオーブン、ココットのような鉄製品は販売時には、錆防止剤がたっぷり付いています!
その錆防止剤をしっかり取ることで、安心に料理が行え長年愛用できるアイテムへと育てることができますよ♪
その育てることを、シーズニングといいます!
面倒なのは、買った時だけ!
普段使った後は、洗剤を使って洗う必要がないので、お手入れは簡単!!
そんなシーズニング方法を簡単に分かりやすく、ご説明させていただきます☆
- 1. シーズニングとは?
- 2. シーズニングの方法を写真付きでご紹介
- 2.1. 用意するもの
- 2.2. スキレットのシーズニングの方法01.汚れを落とす
- 2.3. スキレットのシーズニングの方法02.煮沸させて完全に汚れを落とす
- 2.4. スキレットのシーズニングの方法03.空焚きをして水分を飛ばす
- 2.5. スキレットのシーズニングの方法04.油でコーティングを行う
- 2.6. スキレットのシーズニングの方法05.油を塗ったら焼き入れを3回繰り返す
- 2.7. スキレットのシーズニングの方法06.クズ野菜を炒めて鉄くささを取る
- 2.8. スキレットのシーズニングの方法07.クズ野菜の汚れ取り
- 2.9. スキレットのシーズニングの方法08.油を塗り込みます
- 2.10. スキレットのシーズニングの方法09.新聞紙に包んで保管
- 2.11. スキレットのシーズニングの方法.注意する点
- 3. まとめ
シーズニングとは?
シーズニングとは、鉄製の調理器具(スキレットやダッチオーブン、ココットなど)を使い始める上で必要な工程です。
売られている鉄製の調理器具には、錆防止用のワックスやオイルが塗られているので、そのワックスやオイルを「取る」作業になります!
シーズニングは購入した時のみ行う作業なので、使う度に同じ工程をする必要はありませんので、頑張って行いましょう♪
シーズニングの方法を写真付きでご紹介
用意するもの
1.スキレット
2.スポンジ
3.食器用洗剤
4.キッチンペーパー
5.タオル
6.オリーブオイル
7.クズ野菜
8.菜箸
スポンジと食器用洗剤はスキレットを洗う時に使用します。
キッチンペーパーは、スキレットをオリーブオイルでコーティングする際に使用しますがティッシュペーパーでも代用が可能です。
タオルは、熱する工程があり、取っ手部分が熱くなるのでその時に必要となります。
オリーブオイルが、おすすめですが、食用の油であればなんでもOKです。
クズ野菜は、鉄くささを取るために必要になりますが、今回使用するのは人参です。代用品としてネギや玉ねぎの皮など香草系の野菜がおすすめです。
菜箸は、オイルを塗る際に必要となります。
スキレットのシーズニングの方法01.汚れを落とす
購入したら、まず食器用洗剤とスポンジで汚れや錆防止剤を落とします。
内側や側面、裏側や取っ手部分をしっかり洗ってくださいね。
ゴシゴシ洗ったら、泡を洗い流します!
スキレットのシーズニングの方法02.煮沸させて完全に汚れを落とす
洗い終わったスキレットに水を入れて沸騰させます。
食器用洗剤でしっかり洗ったつもりでも、写真をみてください!
油が浮き上がっていますよね。
錆防止用ワックスやオイルはなかなか落とすことが出来ないので、この工程をしっかり行ってください。
水が沸騰して、しばらくしたら水を捨てます。
スキレットのシーズニングの方法03.空焚きをして水分を飛ばす
汚れた水を捨てたら、次は空焚きを行います。
しっかり水分を飛ばしてくださいね!
内側の表面がうっすら白くなってきたら空焚きは終了です。
取っ手部分含めスキレット全体が熱くなっているので、取扱いには注意してくださいね!!
そのまま冷めるまで待ちます!
スキレットのシーズニングの方法04.油でコーティングを行う
空焚きしてスキレットが冷めたら、オリーブオイルを塗り込みます!
内側や側面、裏側や取っ手部分にしっかり油を塗ってくださいね。
この際にキッチンペーパーを使うと綺麗に塗り込むことができるので、油を垂らしたらキッチンペーパーを使って塗り込んでください☆
手でキッチンペーパーを持って塗り込んでもいいのですが、手が油まみれになるのは嫌ですよね。
菜箸を使って塗り込むのがおすすめ。
スキレットのシーズニングの方法05.油を塗ったら焼き入れを3回繰り返す
工程3~4を3回繰り返します。
一度目の空焚きとは違い、2回目以降は油が塗ってあるので、空焚きをすると、煙が出てきます!
でも焦らず少し待ちましょう!
すると油が茶色になる、もしくは焦げの臭いがうっすらしてくるので、そうなったら空焚き完了です。
油を塗り込む→空焚きする→冷ます→油を塗り込む作業を最低でも3回行います♪
スキレットのシーズニングの方法06.クズ野菜を炒めて鉄くささを取る
スキレットは鉄製品なので、この時点では鉄のくささが残っています。
そのため、クズ野菜を使用して鉄くささを取り覗きます!
今回は人参の皮を使用していますが、代用品としてネギや大根の皮、玉ねぎの皮などでもOK。
写真のように野菜が焦げてきたら火を止めて、野菜を捨てるかお皿に移して後程食べちゃってくださいねww
取っ手部分が熱いので取扱いには注意が必要です。
スキレットのシーズニングの方法07.クズ野菜の汚れ取り
クズ野菜を炒めて、鉄くささを取ったらスキレットが冷めるまで待ちます!
スキレットが冷めたら、水を入れ、火に掛け沸騰させしばらく放置。
汚れが浮き上がってきたら火を止めてスキレットが冷めるまで待ちます!
そしたら、お湯を捨ててスポンジで軽く洗いますが、この時に洗剤などは使用しないでくださいね。
せっかく塗り込んだ油が取れてしまうので注意してください!!
スキレットのシーズニングの方法08.油を塗り込みます
汚れを取ったら空焚きを行い、水分を飛ばしたら油を塗って終了です。
これでシーズニングの作業は完了☆
スキレットのシーズニングの方法09.新聞紙に包んで保管
最後に、新聞紙に包んで保管します!
新聞紙は余計な油を吸い取ってくれる上に、湿度調整をしてくれるため、スキレットの錆防止にもなるので新聞紙はおすすめ♪
スキレットのシーズニングの方法.注意する点
・鉄製の調理器具は熱を加えると高熱になるので、取扱いには注意してくださいね!
・熱い状態で水など入れて急激に冷やすと変形したら、最悪ヒビなど入ることがあるので急激に冷やすことはしないでください。
・普段使いした後は、7~9の工程を行ってください!今後は一切、洗剤など使用しませんよ♪
まとめ
スキレットやダッチオーブン、ココットなど鉄製の調理器具は大事に扱えば100年使えると言われています。
使い込めば込むほど、ブラックポットと言って黒光りしてカッコいいアイテムに育てることができるので、使った後はしっかり油でコーティングしてくださいね!