静岡県函南町にあるキャンプ場negura campground(通称:ねぐら)。
クラウドファンディングで資金調達を成功させ、芸能人やYouTuberから注目されているキャンプ場です。
もちろん、地元民からも愛されていますよ。
そこで今回は、まだ筆者が行ったことないキャンプ場「ねぐらキャンプ場」へ行ってきました。
リアルの情報をお届けしたいと思います。
お楽しみに!
静岡県函南町にあるキャンプ場「ねぐら」とは
静岡県函南町にあるキャンプ場negura campground(通称:ねぐら)。
管理人の想い「伊豆の入り口函南町に理想のキャンプ場を1から創りたい!」という気持ちから、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で資金調達を開始!
CAMPFIREクラウドファンディングアワード2021「中部エリア賞」を受賞するなど資金調達に大成功を収めました。
その額…11,905,500円。
それだけ多くの方から「期待値大」のキャンプ場なんだと思います。
そこで、地元民としても気になっていたキャンプ場なので立ち寄ってみました!
山々と田園風景に囲まれた場所
静岡県内でも自然に満ち溢れた町「函南町」。
キャンプ場=自然、田舎。と勝手なイメージを持っていますが、まさに理想とする環境がありました。
キャンプ場までの道のりには、山々、木々、川、田園風景…
コンビニや自動販売機といった現代文明なんて存在しません。
キャンプ場に近づいている!と実感する瞬間です。
そんな田舎あるあるとして、車内の空気を入れ替えようと窓を開けた瞬間…「ブ~ン」と低音が車中に響きわたります。
その音の原因は、突撃の訪問者「カナブン」です。
後部座席の窓にゴンッ!ゴンッゴンッゴンッと全力で頭突きをして暴れています。
しぶしぶ、車1台しか通れないような細い道に停車してカナブンを解放~!
お互いにホッ!と安心する瞬間です。
通り過ぎないように注意するポイント
草や木に覆われた細い道を登ります。とにかく登ります。
Google Mapが「左です」とガイダンスしますが、そんな道は見つからず…後ろからは業者のトラックが2台ついてきています。
仕方なく路肩に車を止めると看板を発見!そこには「negura CAMPGROUND」の文字が…。
急な坂の途中にあり、見事なヘアピンカーブだったので気付きませんでした!
その先は1本道が続くのでUターンはできないと思います。
通り過ぎないように注意するポイントです。
キャンプ場「ねぐら」の駐車場
ヘアピンカーブを曲がり、ずっと道なりに進むと右側が突然ひらけます。
そこが静岡県函南町にあるクラウドファンディングで成功したキャンプ場negura campground(通称:ねぐら)。
入り口を入って左手にトイレ、右手が車を止めるスペースです。
白線などないので…適当に停める感じです。
車を降りて思ったのは、とにかく開放感がすごい!
遠くの山々が見わたせるほどです。
ただ、思った以上に町の光は少なく夜景は期待できないかもしれません。
キャンプ場「ねぐら」の受付棟
入り口から入って右側に車やバイクを停めたら、受付を済ませます。
でも、ねぐらキャンプ場には受付棟などは存在しません。
じゃあ、どこで受付を済ますの?って疑問ですが、写真のテントが受付を済ます場所になります。
入り口入ってそのまま直進すると左側にあります。
「すいませ~ん」と一声掛けると、テント内から管理人さんが出迎えてくれます。
キャンプ場「ねぐら」のエリア紹介
現在、ねぐらキャンプ場には4つのサイトが用意されています。
1つ目は、入口入って正面にある草原サイト「tsudoi」。
2つ目は、1段上った場所にある草原サイト「mujina」。
3つ目は、サバイバル気分が味わえる林間サイト「komichi」。
4つ目は、ひっそりとキャンプが楽しめる林間サイト「kokage」。
どのサイトも個性豊かなエリアなので、何度来ても飽きないキャンプ場です。
富士山を背景にキャンプが楽しめる!草原サイト「tsudoi」
入り口入って右手に広がる草原サイト「tsudoi」。
全面フリーサイトになります。
受付棟、トイレ、炊事棟も近くにあり車の乗り入れも可能で、雄大な富士山を眺めながらキャンプを楽しむことができるサイトです。
このエリアには、直火ピットが点在しているので焚き火台を使用せず楽しむことができます。
ただし、早いもの勝ちなので直火ピットを使えるかどうかは運しだい!
最も眺めがいいサイト!草原サイト「mujina」
草原サイト「tsudoi」から1段登った場所にある草原サイト「mujina」
全面フリーサイトになります。
なぐらキャンプ場の中では最も眺めがいいサイトです。
トイレや水洗い場もサイト内にあるので便利!
広々としたサイトなので、大きなファミリーテントやタープを必要とするファミリ―キャンプに最適です。
草原サイト「tsudoi」と同様に、直火ピットを完備!
もちろん、この直火ピットは早い者勝ちです。
みんなで焚き火を囲みながらワイワイ楽しむのにもいい場所。
ペットOKなサイトなので、愛犬を遊ばせることもできます。
草原サイト「tsudoi」と「mujina」は階段でつながっています。
その階段を登り終えた左側のエリアがおすすめ。
写真のような雰囲気を眺めながらキャンプを楽しむことができます。
さらに、水場もトイレも近いのでいいですよ。
ブッシュクラフトにも最適!林間サイト「komichi」
草原サイト「mujina」を奥に進むとある林間サイト「komichi」。
草原サイト「tsudoi」と「mujina」とは雰囲気がガラッと変わり、こちらは林間サイトだけに雰囲気は森。
地面は、1部だけ草が生えていますが基本的には土です。
全面直火可能なので、サバイバル雰囲気やブッシュクラフトを楽しむことができます。
さらに、ペットもOK。車の乗り入れもOK!
木陰も多いので、夏場でも涼しくキャンプを楽しむことができます。
この林間サイト「komichi」のいいじゃん!と思ったのがコレ!
傾斜を削って構成されたエリア。
ちょっと高くなっているので見晴らしもいい!
キャンプ中に目の前を他のキャンパーさんが通行することもない!
筆者としては、他のキャンパーさんが近づいてこなそうなエリアがお好みです。
階段を登るとこんな感じです。
静かにキャンプが楽しめる!林間サイト「kokage」
草原サイト「mujina」から35段の階段を登るとある林間サイト「kokage」。
サイト名の通り、光の入りは少なくほぼ木陰。
他のサイトと比べて気温が少し低い感じがします。
こちらのサイトも直火OK、ペット同伴OK。
ただ、車の乗り入れはできません。
その理由は、こちら↓
草原サイト「mujina」から通じる階段です。
となりのトトロの気分が楽しめそうな雰囲気の階段を登らないといけないので、車を乗り入れることはできません。
そのため、荷物が多いファミリーキャンパーより必要最小限の荷物でキャンプを楽しむソロキャンパー向けのサイトです。
キャンプ場「ねぐら」の共有設備
キレイな炊事場
2ヶ所の草原サイトには水場を完備しています。
キレイに清掃させれているので衛生的!
キャンプ場の炊事場とは思えないほど。
やっぱり水場はキレイな方が安心して利用できるから重要なポイントです。
清潔感ある水洗トイレ
2ヶ所の草原サイトに設置された水洗トイレ。
炊事場と同様に清掃は行き届き、子どもや女性でも安心して使用することができます。
見た目もオシャレですよね。
シャワーやお風呂はなし
シャワーやお風呂など汗や汚れなど洗い流せる施設はまだありません。
そのため、タオルを濡らして体を拭く程度です。
そこらへんの設備については、今後に期待です。
まとめ
今回は、静岡県函南町にあるクラウドファンディングで資金調達を実施して見事集めたキャンプ場negura campground(通称:ねぐら)をご紹介しました。
ねぐらキャンプ場には、草原サイト×2つ、林間サイト×2が用意されています。
どのサイトも個性さまざまで、そのときのキャンプシーンでサイトを選ぶことができます。
どのサイトも全面フリーサイトなので、お好みの場所でキャンプが楽しめます。
まだまだキャンプ場を改装している最中!
終わりはあるのか無いのか…どんどん進化を遂げるキャンプ場。
地元民としては今後が楽しみです!