「冬キャンプを始めたいけど、暖房器具選びで迷っている!」「石油ストーブの手軽さも捨てがたいし、薪ストーブのロマンにも惹かれる…」
そんな悩みをお持ちの方のために、本記事では石油ストーブと薪ストーブの違いを5つの項目(暖かさ・手軽さ・コスト・積載・雰囲気)で徹底比較しました。
ぜひ、購入する際の参考にしてください。
石油ストーブvs薪ストーブ|5つの項目で徹底比較

まずは、両者の特徴をパッと確認できるように比較表にまとめました。
スマホでも見やすいよう、重要なポイントを凝縮しています。
【比較早見表】
| 比較項目 | 石油ストーブ | 薪ストーブ |
| 暖かさ | じんわり安定 | 圧倒的に高温 |
| 手軽さ | ◎(即点火) | △(設営が必要) |
| 燃料代 | 安い(灯油) | 高め(薪代) |
| 積載性 | △(漏れ注意) | ×(かさばる) |
| 雰囲気 | ○(レトロ) | ◎(癒しの炎) |
1. 暖かさ(暖房能力)の違い
薪ストーブは「遠赤外線効果で体の芯までポカポカ」、石油ストーブは「足元からじんわり暖まる」。
暖かさの質には大きな違いがあります。
薪ストーブは本体からの遠赤外線に加え、煙突からの放熱もあるため、テント内をTシャツ一枚で過ごせるほどの「爆熱」にすることが可能です。
外気温が氷点下10度を下回るような環境では、石油ストーブより薪ストーブの方が◎。
一方、石油ストーブは対流式(空気を暖める)が主流で、じんわりと空間全体を暖めてくれます。
家庭用と同じく安定感は抜群ですが、極寒地では大型モデルを選ばないと暖かさが感じられにくくなってしまいます。
2. 手軽さ(準備・設営の手間)と難易度
石油は「3秒」、薪は「30分以上」。
ここが最も大きな差です。
石油ストーブは、キャンプ場の平らな場所に置きスイッチを入れるだけ。
自宅で使うのと同じ感覚で扱えます。
それに対して薪ストーブは、煙突を組み立て、薪に火を点ける時間が必要です。
撤収時も、完全に冷めるのを待ってから灰を捨て、煤(すす)だらけの煙突を掃除する手間が発生します。
「設営手間までも楽しめる!」そんな余裕があるかどうかが分かれ目です。
3. 燃料代と調達方法
ランニングコストは圧倒的に「灯油」の勝利。
灯油はガソリンスタンドで安価に購入でき、一晩(約10時間)使っても数百円程度です。
一方、薪ストーブは一晩で2〜3束の薪を消費することも珍しくありません。
キャンプ場で購入すると1束800円〜1,200円ほどかかるため、一晩で3,000円近く燃料代がかかる計算になります。
冬キャンプの回数が多いほど、コスト差は大きくなります。
4. 積載性と持ち運びのしやすさ
どちらも「場所を取る」が、石油は「漏れ」に注意。
どちらもキャンプギアの中では大型の部類です。
石油ストーブは「燃料を入れたまま運ぶと漏れる」というリスクがあるため、空にするか、完全密閉型のタンクを備えたモデル(トヨトミのギアミッションなど)を選ぶ必要があります。
薪ストーブは煙突などのパーツが多く、車への積み込み難易度は高めですが、最近では煙突を本体内に収納できるコンパクトモデルも増えています。
筆者愛用中の薪ストーブは、販売中止しているので類似したものを探しました。
5. 安全性とメンテナンス
一酸化炭素中毒への警戒は共通。
どちらも火を扱うため、一酸化炭素中毒のリスクは常にあります。
特に薪ストーブは、煙突の逆流や詰まりに注意が必要です。
メンテナンス面では、石油ストーブはシーズンオフに燃料を抜く程度で済みますが、薪ストーブは定期的な煙突掃除が必要で、しっかり掃除しないと火災の原因になります。
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一酸化炭素濃度・温度・湿度を同時計測できて、コンパクト仕様だからキャンプにおすすめ!
どっちが向いてる?石油ストーブか?薪ストーブか?

比較項目を踏まえて、石油ストーブがいいのか?薪ストーブがいいのか?どちらが向いているのか分かりやすくまとめてみました。
【石油ストーブ】がおすすめな人
・冬キャンプ初心者やファミリー層
・設営・撤収の時間を短縮して、のんびりしたい人
・自宅でも兼用して使いたい人
スイッチ一つで点火できる安心感は、小さなお子さんがいる家庭や、初めて冬キャンプに挑戦する方にとって最大のメリットです。
料理の保温や、天板でお湯を沸かすのにも適しています。
【薪ストーブ】がおすすめな人
・「炎」を眺めるのがキャンプの目的である人
・不便さや手間を「遊び」として楽しめる人
・極寒の中でも最高の暖かさを追求したい人
窓から見える揺らぐ炎、薪がパチパチとはぜる音。
これは薪ストーブでしか味わえない贅沢な時間です。
手間はかかりますが、それ以上の「満足感」と「非日常感」を得ることができます。
冬キャンプを安全に楽しむための3つの注意点
どちらのストーブを選ぶにせよ、冬キャンプを安全に楽しむための3つの注意事項があります。
1.一酸化炭素チェッカーを必ず2個以上設置する
電池切れや故障のリスクに備え、異なるメーカーのものを複数置くのがベテランの鉄則です。
2.換気を徹底する
テントの上下にあるベンチレーター(通気口)は必ず開けましょう。
3.火災対策を怠らない
テントの幕との距離を保ち、耐火シートやストーブガードを活用してください。
まとめ
石油ストーブと薪ストーブ、どちらがおすすめなのかは、あなたのキャンプスタイルで決まります。
・手軽さと安定感を求めるなら「石油ストーブ」。
・圧倒的な暖や非日常感そして炎の揺らめきを求めるなら「薪ストーブ」。
まずは自分が冬キャンプで「どう過ごしたいか」を想像してみてください。
どちらを選んでも、しっかりとした準備と安全管理さえあれば、冬のキャンプ場は最高の癒やし空間になるはずです。
今回の比較を参考に、あなたにぴったりの「相棒」を見つけてくださいね!
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