ダンボールで本格燻製!?知らなきゃ損するキャンプ裏ワザ

キャンプ飯

キャンプの楽しみといえば焚き火やBBQですが、もう一歩踏み込んだ“アウトドア料理”として人気を集めているのが「燻製(くんせい)」です。

燻製と聞くと「専用のスモーカーが必要なのでは?」と思われがちですが、実は身近なダンボールを使って簡単に本格的な燻製が楽しめるんです。

この記事では、キャンプ初心者でも挑戦できるダンボール燻製の魅力と作り方、さらにおすすめ食材や注意点まで徹底解説します。

ダンボールで燻製ができる理由

ダンボールで燻製ができる理由とは?

「ダンボールって燃えやすいのに、本当に大丈夫?」と疑問を持つ方も多いでしょう。

実際にダンボールは紙製なので火に直接触れると危険ですが、燻製に使うのは“煙と熱”であって“直火”ではありません。

ダンボールは断熱性が高く、煙を閉じ込めやすい構造をしているため、燻製器として実は非常に優秀なのです。

燻製の仕組み

燻製は木材チップを熱して出た煙で食材をいぶし、香りをつける調理法です。

熱で水分を飛ばすことで保存性も高まり、独特の風味が生まれます。

ダンボールは煙を適度に通しつつも保持できるので、燻製の条件をしっかり満たすのです。

専用スモーカーとの違い

もちろん金属製のスモーカーの方が耐久性や温度管理に優れています。

しかし、ダンボールは「低コスト」「軽量」「使い捨て可能」という点で、キャンプに持参するのはむしろメリットが大きいと言えます。



ダンボール燻製に必要な道具と材料

必要なものリスト

・ダンボール箱(中サイズがおすすめ)
・金網(100均やホームセンターで入手可能)
・燻製チップ(サクラ、ヒッコリー、ブナなど)
・食材(チーズ、ベーコン、卵、ナッツなど)
・カッターやハサミ
・ガムテープ(耐熱でなくてもOK)

これらを揃えるだけで、数千円のスモーカーを買わずとも、立派な燻製体験ができます。



ダンボール燻製の作り方

Step1:ダンボールを準備する

ダンボールを準備する

まずは中くらいのダンボールを用意したら、上下開封します。

そして、底から20cmぐらいの高さの左右側面にカッターやハサミを使い切り込みを入れます。

次に、切り込みに網を通します。

Step2:食材を乗せる

火を通したい商材を乗せる

ソーセージやシュウマイ、餃子など火を通したい食材を乗せます。

Step3:2枚目の網を設置する

地面から40cmぐらいの高さの左右側面にカッターやハサミを使い切り込みを入れ、網を通します。

Step4:食材を乗せる

火を通さない食材を乗せる

食材を乗せますが、今度は火を通さなくてもよい食材を乗せます。

今回は、茹でたウズラの卵、ちくわ、チーズを乗せました。



Step5:ダンボールにフタをする

ダンボールにフタをする

食材を網の上に乗せたら、ダンボール上部のフタを閉めて、ガムテープで煙が逃げないようにふさぎます。

Step6:チップを用意

チップを石に乗せる

チップを乗せる台を用意して、チップを置きます。

今回、チップを乗せる台は近くにあった石にしました。

代用品として、アルミのつわなど燃えないものであればOKです。

注意として、チップを直接地面に置くと湿気などの影響で火が消えてしまうことがあるので台に乗せることをおすすめします。

Step7:チップを加熱する

チップを燃やす

チップは火が消えにくいので、バーナーなどを使ってしっかり火を点けます。



Step8:ダンボールをかぶせる

ダンボールをかぶせる

チップにしっかり火が点き、煙が出ていることを確認したら、ダンボールをかぶせます。

※今回は、風が強かったのでダンボールの上に石を乗せました。

Step9:空気穴を作る

空気穴を作る

ダンボールの下側に穴を開けて、空気が入るようにします。

空気を入れることで、チップが燃えやすくなります。

Step10:たまに火の確認をする

火の確認

しっかり点けたと思っても、火が消えている場合があるので、適当に火を確認する。

Step11:完成

燻製の完成

今回は、1時間燻製してみました。

食材によって色付きにムラはありますが、どの食材にも燻製の香りが付いていました。



おすすめ食材と相性

定番:チーズ

燻製初心者にイチオシなのがチーズ。

短時間で香りがつきやすく、失敗しにくい食材です。

王道:ベーコン

事前に仕込んだ豚バラ肉を燻製すれば、格段に旨味が増します。じっくり時間をかければプロ顔負けの仕上がりに。

手軽:ゆで卵

燻製卵は見た目にも食欲をそそり、ビールのお供にぴったりです。

殻をむいた状態で燻すと、より濃厚な香りを楽しめます。

変わり種:ナッツ・ポテトチップス

意外にもナッツやスナック菓子が燻製に合うんです。

少し香ばしい風味が加わり、ついつい手が止まらなくなります。



今回の燻製で注意した点

水分を拭きとる

水っ気のあるものは、水分を拭きとる

ウズラの卵やソーセージなど水分が多い食材はしっかり水気を拭きとりました。

そうすることで、表面にしっかり燻がつきます。

火を通したい食材は下に

チップに近いほど、温度が高いので火を通したいソーセージやシュウマイは下の段に乗せました。

逆に、チーズなど熱で溶けてしまいやすい食材は上側に乗せています。

チーズは下にホイルを敷く

チーズは下にホイルを敷く

チーズは熱ですぐ溶けてしまうので、下側にホイルを敷きました。

網に直接乗せると、溶けて流れ落ちてしまいます。



チップはしっかり燃やす

火の確認

バーナーでしっかり着火したと思ったのですが、5分もせずに消えていました。

それだけチップが燃えにくいんだと思います。

そのため、しっかり着火させ、数分おきに消えていないか確認する必要があります。

通気口がポイント

空気穴を作る

ダンボール燻製の記事をよく見ますが、下側に通気口を開けていないパターンが多々あります。

通常であれば空気がないと消えてしまうと思いますが…。

実際に通気口を開けずにやってみたのですが、思った通り火が消えていました。

その後、通気口を開けたら消えずにチップは燃え尽きていました。

おすすめのチップはこれ!

おすすめの燻製チップ

何度も燻製を楽しんでいますが、おすすめのチップはSOTOの「さくらチップ」です。

さくらチップは燻製で最もポピュラーに使われる木材のひとつで、特徴をまとめるとこんな感じです。

【さくらチップの特徴】

・香りの特徴:甘みとほのかな酸味を感じる華やかな香り。やや強めで、食欲をそそる独特の香ばしさがあります。
・仕上がりの色:食材にきれいな薄茶~黄金色をつけやすい。見た目も美しく仕上がります。
・向いている食材:鶏肉、豚肉、魚(特にサーモン)、チーズ、卵など幅広く相性が良い。クセの強い食材にも負けません。
・使いやすさ:煙の出方が安定していて初心者でも扱いやすく、「まずはさくらから」と言われるほど定番。

とにかく、香りも色づきもバランスが良く、オールラウンダーな燻煙材だと思います。

そのため、長年「さくらチップ」を愛用しています。

今回、使ったさくらチップは↓↓↓

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ダンボール燻製の注意点

火気の管理

ダンボールは可燃性のため、火が直接触れないように注意してください。

必ずアルミ皿や耐熱トレーを使用しましょう。

風通しの良い場所で

屋内やテントの中での使用は絶対にNG。

屋外で十分に換気できる環境で行う必要があります。

温度管理

ダンボールは金属製のスモーカーに比べて温度が上がりやすい傾向にあります。

煙が出すぎて食材が苦くならないように、チップの量を調整してください。

ダンボール燻製をもっと楽しむコツ

・チップをブレンドして香りをアレンジする!
・食材を漬け込み調味してから燻製するとより深い味わいに!
・グループキャンプでは「燻製大会」を開いて盛り上がるのもおすすめ!

ダンボール燻製は、単なる料理の枠を超えてキャンプのイベント要素としても大活躍します。

まとめ

ダンボールを使った燻製は、低コストかつ簡単に本格的な味を楽しめるキャンプ裏ワザです。

専用のスモーカーがなくても、身近な材料で手軽に始められるのが最大の魅力。

チーズや卵といった定番から、ナッツやスナック菓子まで幅広い食材がキャンプ場で一層美味しく楽しめます。

ただし、火気や煙の扱いには十分注意し、安全第一で実践しましょう。

次回のキャンプでは、ぜひ「ダンボール燻製」にチャレンジしてみてください。

きっとキャンプ仲間から驚かれること間違いなしですよ。

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この記事を書いた人
タカキャンパー△

キャンプ情報メディア「campnuts」ライター。
2015年にキャンプを始め、野営・焚き火・直火料理を中心としたミニマルキャンプを実践。
夜中にイノシシに調理器具を持ち去られたり、急斜面から滑り落ちた経験など含め、初心者にも分かりやすくリアルなキャンプの魅力を伝えています。まさに、自然が最高の遊び場です!

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