焚き火の炎が揺らめく中、しばらくすると香ばしい香りが辺りに広がります。それは、焼き芋が完成した合図。自然の恵みを最大限に引き出した手作りの焼き芋は、甘くてねっとり食感が楽しめます。先日、キャンプに行き、焼き芋を楽しんできたので、おすすめの品種や焼き方をご紹介したいと思います。
焚き火で作る焼き芋のおすすめ理由
手軽に楽しめ
準備も簡単で、焚き火さえあれば誰でも手軽に作ることができます。
香ばしい焚き火の香りが食欲をそそる
焚き火の炎でじっくりと焼き上げることで、さつまいもに焚き火の香りが移り、より一層風味豊かになります。
甘みが引き立つ
焚き火の遠赤外線効果で、さつまいもの芯までじっくりと熱が通り、自然な甘みが最大限に引き出されます。
外はカリッと、中はホクホクの食感
焚き火の火力を調整することで、外はカリッと香ばしく、中はホクホクとした食感に仕上げることができます。
五感を刺激する体験
視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚と、五感をフルに使って焼き芋作りを楽しむことができます。
おすすめの芋の種類とは?
ねっとり系が好きな方へ
紅はるか
最近人気の品種で、しっとりとした食感と濃厚な甘みが特徴です。蜜がたっぷりで、まるでスイーツのような味わいです。
安納芋
こちらもねっとりとした食感で、濃厚な甘みが魅力です。紅はるかに比べると、少しねっとり感が強いのが特徴です。
シルクスイート
滑らかな舌触りと上品な甘みが特徴です。ねっとり系ですが、紅はるかに比べるとあっさりとした甘さです。
ホクホク系が好きな方へ
紅あずま
古くからある品種で、ホクホクとした食感が特徴です。甘さは控えめですが、素朴な味わいが人気です。
鳴門金時
紅あずまと同じく、ホクホクとした食感が特徴です。紅あずまよりも少し甘みが強く、ねっとり感もわずかに感じられます。
焼き芋を作る際のポイント
ポイント1.しっかり熟しているか
しっかり熟している芋を選ぶと、より甘く美味しく焼き上がります。
ポイント2.常温保存で追熟させる
スーパーで購入してから常温で1~2週間保存すると、追熟がすすみ甘みが増します。
ポイント3.焼き方
芋を新聞紙で包んだら水をたっぷり含ませます。その後、アルミホイルに包んでじっくりと焼くと、ふっくらと仕上がります。
絶品焼き芋の焼き方をご紹介!
用意するもの
・お好みのサツマイモ
・新聞紙
・アルミホイル
・火の点いた焚き火台
おすすめの芋のサイズ
手のひらサイズがおすすめ!
新聞紙やアルミホイルをたくさん必要とせず、焚き火に投入した後、短時間で芋を焼き上げることができます。
さらに、焼き芋は1本食べるだけでお腹にたまりやすいので、他のキャンプ飯を楽しむためにも小さ目をチョイスしてくださいね。
焼き方1.新聞紙でくるむ
蒸し焼きのような状態で焼き芋を作るので、まずは新聞紙をくるみ水が滴るほど濡らします。
焼き方2.アルミホイルで包む
新聞紙でくるんだ芋がしっかりアルミホイルで覆われるように、包んでください。
最後に芋をギュっギュっとにぎるようにすると、アルミホイルがしっかりくっつき、焼いている最中も剥がれることはありません。
お持ち帰り用も用意
焚き火で焼く焼き芋は香りがよくて、スーパーで売られている焼き芋とは全くの別物のように感じます。
1度食べたら、「また食べたい!」と思うので自分用として、友達のお土産用として複数用意することをおすすめします。
焚き火に放り込む
火柱が立つほどの火の中に放り込むのもいいですが、やっぱり熾火(おきび)でじっくり焼いた方が失敗も少なく、甘みが増します。
ただ、熾火だと時間もかかり、ひっくり返したりとお世話が必要…。
でも、これも焼き芋の楽しみです。
ぜひ、熾火で焼いてみてください。
焼き芋の完成
火ばさみやトングで芋を取り出し、触ってみて柔らかければ完成です。
触る際は、レザーグローブなど着用して火傷には注意してください。
まとめ
焚き火で作る焼き芋は、自然の恵みを最大限に活かした、まさにアウトドアならではの贅沢な一品です。
ぜひ、キャンプの際に試してみてはいかがでしょうか。
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